救急最新情報

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当院は約40年前より、救命救急をはじめとした急性期医療を行ってまいりました。動物の救命救急学は、人と同様にその必要性が叫ばれるようになり、1978年にアメリカを主体として「獣医救急クリティカルケア学会」が設立され、より専門的な分野が確立されていきました。

当院もメンバーになり、以後、世界の救命救急学を学び実践する体制をとっております。日本国内でもその重要性は理解されているものの、その知識や技術、経験などから、現在においてもクリティカルケア(365日24時間、重症かつ集中治療)を実際に行うことができる病院は多くはありません。

数多くの救急重症動物たちが救命救急学の進歩により、助けられてきたことは言うまでもありません。それは、救急専門医たちが日々の診療の中での経験やリサーチ、研究を積み重ねてきた過程があるからだと思います。そして現在においても、それらを基礎に救命率を上げるための新たな治療方法や技術が考えられ、動物救急医療の現場に取り入れられております。

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